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離婚を考えた時1番に考えるのは子供の事ですよね。
自分の気持で離婚も考えますが、「この離婚は子供のためになるのか?」ということが、かなり気になることではないでしょうか?
私もバツイチですが(今は再婚をしています)離婚をする時は、やはり子供のことが気がかりでした。
それに私の両親も離婚をしてて、子供の立場も経験しています。
離婚によって子供の気持ち、そして離婚時の親の言葉によって子供の心にどのような影響をもたらすのかを私の経験を交えて考察しました。
『子供がいるから離婚できない』と思っていたり『子どものために離婚しない』と思っている人に役立てていだだければと思ってます。
子供への影響を考えよう
離婚を決意する時はなんらかの事情があって離婚するわけですよね。
夫が借金まみれだったり、家庭をかえりみずに浮気していたり、やむにやまれず離婚する人が大半です。
どうしても夫に離婚をして欲しいと言われて離婚をする人は別ですが、最終的に離婚届けに判を押して別れるのは自分自身です。
幼い子供は親の離婚は望んでませんよね。
父親や母親と仲良く暮らしたいし、安定した生活環境が1番落ち着きます。
離婚するということは、大人の事情で子供たちは振り回されることになります。
理由がどうあれ離婚を自分で選択したことになります。
妻にとってはひどい夫であっても、子供にとっては大事な父親なんですよね。
この子供の気持だけは忘れてはいけません。
ただでさえ離婚という子供にとって辛い現実を見せてしまうのに、仲の悪い状態を長々と見せつけるのは子供にとって残酷です。
夫婦がケンカする度に子供の胸は、張り裂けそうな不安な気持ちになっています。
私の両親が離婚をしたときも、夫婦仲が悪くなって1年ぐらい毎日毎日ケンカするような状態でした。
性格と体調に悪影響
私は高校生の頃でしたが弟と妹はまだ小学生でした。
私も最初に頃は離婚は望んでませんでしたが、ずっと家の状況が悪いので母親に離婚をすすめるようになっていきました。
それは家の状態が悪いから離婚して欲しいと思っていたのであって、いつか解決すればいいなと思っていたのは確かです。
子供ながらに今後どうなるんだろうと不安感もずっとありましたが、本音を言えば離婚をしてほしいとは思っていませんでした。
小学生の弟妹たちはもっと、不安そうでした。
いいのか悪いのか、一番下の妹は、今でも人に絶対に愚痴や弱音を吐きません。
辛い時に人に助けてと言えない大人に育ちました。
元々の性格もあるのでしょうが、幼少期の環境が大きくて人に弱みを見せてはいけない事を習得してしまったんだと思っています。
弟も不安定な状況になると体調の悪くなる子だったので、大人になってからも不安定な時期は原因不明の病気になったり高熱を出してしまいます。
弟の病気に関しては何度か大変な思いをしました。(今は完治しています)
当の私も今考えると母親にとって、かなりいい子ちゃんを演じ続けていました。
そんな私は自己肯定感がなく、自分に自信がありません。
仕事などもある程度の期間は普通にやっていけますが、先を見たり未来を考えると怖くなって自分から断ち切る癖があります。
それは今でも直ってません。
人と近くなりすぎたりすると、自分から引いていってしまいます。
大人になっても変わるのが難しい
それに気がついた今、治そうと思ってます頑張っています…
要は人を信用することがとても苦手です。
特に男の人を信用するのが難しいみたいです。
(親の離婚の原因が父親の浮気だったからだと思います)
私は再婚もしていますが、そういったことが原因でしばしば夫とケンカになったりします。
私達の場合は、親の離婚が全ての原因だとは思ってませんが、少なからずともキッカケや根本的な要因になっているのかな?と感じています。
これは逆に離婚をせずに、ずっと仲の悪い家庭で生活している場合も同じことですよね。
なので私は離婚というものに限らず、環境の悪い家庭状況で育った子供は多かれ少なかれ性格に悪影響をもたらすものだと思っています。
子供のせいにしない
親は離婚した時によく聞く話が「子供のために離婚した」もしくは「子供のために離婚を我慢した」です。
でもよく考えてみて下さい。
この言葉って全部子供にとって、すごく負担のかかる言葉じゃないですか?
離婚した責任を押し付けているような……
正直このセリフを言われた子供は、少なからず『自分のために親が辛い思いをした』と思っています。
子供は特に母親がつらい状況は好みませんよね。
自分のせいで母親は我慢しているのかな?などど、子供の心に負担をかけてしまいます。
なるべくなら、『子供のため~』という言葉は子供本人には使わないようにしましょう。
子供の心に重いものを背負わせないようにしてくださいね。
私は「子供のために離婚できない」、「あなたのために離婚を我慢した」といわれるのは、とても嫌な気持ちになります。
例え本当に『離婚したほうがが子供にため』と思っていても、心の中だけで思っていて下さいね。
あくまでも離婚するもしないも大人が判断してするものなので、子供には『〇〇ちゃんには辛い思いをさせてごめんね』ぐらいの言葉をかけてあげましょう。
子供に押し付けないで!
離婚をするしないで揉めている時に、夫と会話をしたくないために子供を伝達係にしてしまうことがあります。
「〇〇のことパパに聞いてきて」とか、言ってしまってませんか?
子供はそんなときどう思っているのでしょうか?
まだ保育園児ぐらいの子供だったら、なんの疑問も持たずに伝達してくれると思いますが、小学生ぐらいの子供だったら恐らく、嫌だなという気持ちになっているはずです。
自分の母親はそこまで父親が嫌いなんだと、ヒシヒシと肌で感じ取ってしまいます。
離婚するかどうかの瀬戸際の不安定な状況で、このように子供を両親の間でウロウロさせるのはよろしくないですよ。
子供はさらに心に不安感を持ってしまいます。
なるべく夫婦が仲の悪い状態のところに、子供を巻き込まないようにしましょう。
夫の悪口を言わない
これ大事です。
離婚するにしてもしないにしても、どちらかの両親の悪口を聞かせるのは子供にとってストレスでしかありません。
私は母からずっと父親の悪口を聞かされて育ちましたし、今でも父親が憎いと愚痴を聞かされます。
さすがに今では聞き流すことが出来るようになりましたが、それでもやっぱり愚痴を聞き続けていると気持ちがどんよりしてきます。
もちろん母も子供たちにしかはけ口がないので、仕方がないとは思いますが、何年経っても嫌な気持ちは変わりません。
父親のことは嫌なものだというイメージしか無く、母親に洗脳されてきた今では父親との接し方がわかりません。
父の日が近づいてきたりすると、なんだか胸がモヤモヤしてしまいます。
もう父親には腹もたってませんし、特に嫌いという感情もないのに、自分から連絡をとることは一切ないです。
元気かな?とかは思うのですが…連絡を取ることができません。
父親と連絡を取るのは、母への裏切り行為のように感じてしまってます。
(そんなことはないんでしょうけど……)
今更どうにもならないのでそのことについては、自分はもう考えることは止めました。
(モヤモヤするので)
子供に両親の悪口を聞かせると、子供は胸が痛くなって自分がどうしていいのかわからなくなってしまいます。
子供は親の言った言葉に知らないうちに洗脳されています。
いいことも悪いことも。
(この記事も参考にしてみて下さい)
↓
子供には負の連鎖が続かないように、いいことや幸せになる方法だけを刷り込んでいってあげたいものです。
子供の気持ちを大事に
離婚をするにしても結婚生活を続けるにしても、子供の環境や気持ちを考えてあげて下さい。
そして、夫婦仲が悪くても両親が我慢することができて、普通の生活ができる時は離婚を焦らなくてもいいと思います。
離婚の危機を乗り越えて、再び家族としてやり直せることもありますよね。
可能なら子供がある程度理解してくれるまで、(待てる状況なら)離婚を待ってもいいと思います。
結婚もそうですが離婚も簡単に考えることじゃないので、色んな方向から離婚を考えてみましょうね。
ですが離婚を決意した後は、子供の不安を取り除いてあげることを最優先にしてして、少しでも気持ちの負担を減らすようにしていかないといけません。
なるべく離婚騒動に巻き込まないように……特に子供に負担になる発言はしないようにしてあげてくださいね。
離婚をするにあたっては、じっくり考えて後悔のない決断をしてください。
まとめ
離婚によって子供への影響は大きなものです。
大人の都合によって子供は振り回されることになります。
子供は環境が変わるのを怖がりますし、どちらかがいなくなることに強い不安を抱きます。
大人の言葉1つで傷ついたり、「自分のせい」だと思ってしまうこともあるので、発言に気をつけてあげましょう。
子供のためにと思うなら、子供の家庭環境をよく考えてくださいね。
こちらの記事も参考にしてくださいね!
>>親が離婚したら子供の離婚率が上がる?連鎖しない方法とは?!
>>離婚のタイミングは?子供にいつ伝える?◯月がいいって本当?!