※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
離婚が決まり住む場所での選択がある場合はとてもラッキーなことです。
が、一方で○○日までには出ていかなくてはいけないなんて切羽詰まった状況があるのも事実です。
離婚の時、話合いができる夫婦もいるしケンカなどで会話もままならない夫婦もいます。
一般的な離婚のように弁護士に相談すればいいならまだいいけれど、夫が話し合いにも応じないのでどうすることもできない、という困った状況もあります。
今後の住居も離婚後も今までのまま住み続けれえば問題ないのですが、家賃も高く住み続けられない、もうすでに夫が部屋を勝手に解約していて○○日までには退去しなくてはいけない、「出て行けといわれた」なんてこともあります。
離婚で頭がいっぱいの時の引っ越しは本当にパニック状態になります。
実際私の離婚の時は1ヶ月以内の引っ越しを余儀なくされ、子供3人抱えながら慌ただしく1ヶ月以内に部屋探しや契約、引っ越しなどとても大変だったことがありました。
しかも実母(70歳)も同居していたのですが離婚を機に近場に別居ということになり、自分と実母の部屋探しや引っ越しなど2つ同時にこなさなければいけなかったので本当に必死の離婚でした。
そんな経緯あるので今、離婚での引っ越しをしなければいけないという人にこれだけは知っておいて欲しいという情報をお伝えできればと思います。
離婚にはいろんな状況がある離婚にはいろんな状況がある
まず住むところがなければ今後の生活もままならないと思います。
私も離婚経験者ですし、私の周りも離婚経験者が多数いるのでどうやって部屋を借りるまでに至ったか?というところはたくさん見てきています。
(ちなみに私含め周りのほとんどが泥臭い離婚経験なので、弁護士の介入や元夫からの援助がない離婚が多いです)
ましてや子供がいるならかなりの緊急事態ですよね。
前から離婚を考えていたなら準備もできますが人生そう簡単に思い通りにはいかない訳で、突然離婚することになりこともあります。
引っ越しするとしてもまず問題になるのはお金と今後の住居を確保が優先ですよね。
貯金もほとんどない状況での部屋探しや引っ越しは本当にたいへんです。
お金がない状態で引っ越しする方法はあるの?
離婚で動いているさなかは思いのほか心と体が擦り切れます。
不安ごとが多い時に今後の住まい探しや引っ越し業者探し、費用のことなど考えることがたくさんありますよね。
そんな中で金銭的に余裕がなく引っ越し費用すら捻出できないとなると不安が増幅します。
正直にいってしまえば住む場所がないと、今後の生活を維持できなくなるのでなんとかふんばりたいところです。
私の場合は敷金礼金が0円となっていても実際には最低限15万円(家賃や手数料など)必要でした。
ちなみに家賃5万円の部屋を借りましたよ。
私の場合、引っ越しは子供に転校させたくなかったので家からかなり近場の物件に引っ越したにもかかわらずエアコン取付費用など合わせて約6万円ほどかかったはずです。
なんだかんだと最終的にはやはり20万円から少し足が出るということですよね。
私の場合、引っ越し業者はサカイ引越センターを利用しました。
(引っ越し業者選びもなかなか骨の折れるものですが、私がサカイ引越センターに決めたのは後日また記事にします)
引っ越しするのに一番いい方法はやはり貯金から捻出することですが、結婚時もカツカツの生活をしていたら貯金もままならないこともありますよね。
私も結婚しているときから貯金はほとんどないに等しい状態で、お恥ずかしながら引っ越し費用をまかなうことができない状態でした。
なので事情を話し友人に相談してお金を借り無事に引っ越すことができ、その後少しづつ返済して全て返すことができました。
当時は頭が回らないぐらい私も憔悴していたので、他の方法を考えることができませんでした。
でもあとあと調べると法律で定められた施設というのがありました。
母子生活支援施設の「全母協」というところでお金も住む場所もない母子を支援してくれる公的施設で、全国に272施設、全国で4,056世帯、10,608人の利用者の方々が生活しています。
-児童福祉法第38条-
「配偶者のない女子又はこれに準ずる事情
にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、
これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所したものについて相談
その他の援助を行うことを目的とする施設とする」
それに合わせて
-児童福祉法第23条-
「都道府県等は、(中略)保護者が、配偶者のない女子又はこれに準ずる事情に
ある女子であって、その者の監護すべき児童の福祉に欠けるところがある場合において、
その保護者から申込みがあったときは、その保護者及び児童を母子生活支援施設において
保護しなければならない」
と規定されているので金銭的に困っていて住むところがないというならまず福祉担当の人に相談してみましょう。
母子生活支援施設は母子家庭の人しか使えないということはなく、なんらかの事情で法律上の夫がいても利用する事が出来るケースもあるので自分の状況を伝えてみてください。
あとは民間でやっているシェルターもありますので、ネットで調べてみるのもいいでしょう。
とりあえず一人で悩んでいると悪い想像しかできなくなります。
なのでまずは誰でもいいから早く相談することです。
家族や友人を頼れないのなら自分の住んでいる役所の福祉課で相談することができます。
役所ならそのまま生活保護につないでくれることもあるので、今どんな状況で何に困っているのかを福祉の人に伝えてみて下さいね。
なので選択肢としては
・事情を話して身内や知り合いにお金を借りる
・福祉課に相談をする
・公的施設やシェルターに相談する
ということをやってみてください。
実際に私も当時は離婚という状況に疲れ果てていて、役所で離婚届けを提出したあと福祉課で母子手当ての手続きをしている最中に涙がブワーッと溢れてきて止まらなくなってしまったんです。
その時に別の福祉課担当の方が別室に連れていってくれて金銭的に困っていることや不安なことなどたくさん話をきいてもらいました。
その後も定期的に相談にのってもらいなんとか生活できるようになるまでアドバイスなどしていただき、とても心強かったのを覚えています。
人を頼ることは恥ずかしい事ではない
お金のことで人に頼ることに抵抗のある人もいると思います。
ですが計画的に進めている離婚なら準備をすることができますが、ケンカしてある日突然離婚話が進むこともありますよね。
急にお金が必要になっても実家に帰れる環境なら問題はありませんが、突然の出来事に対応できないこともあります。
いざという時に頼れる人がいるかいないかでは行動は大きく変わります。
大変な時は外聞など捨てて人に頼ってください。
あとでお礼はできますからまずは自分と子供の生活が守られるように行動してくださいね。
お金を借りるのは怖いけど…
家族や友人、知人にお金を借りるのってとても勇気がいりますよね。
私も友人に借りる時なんだかすごくすごく辛かったです。
でも借りることができなければ今はどうなっていたかわかりません。
それでも実際には友人から借りたお金でも足りず、少しだけカードローンからも借り入れをしました。
当時は怖いなんて考えている余裕もなく、とりあえず部屋を借り引っ越しをしてひとまず生活の拠点を作らねばと必死でした。
最初の1~2年はとても借金もあり辛かったのですが、今は落ち着いて生活しています。
カードローンは前々からいざという時のために持っていたので、少し足りない分を補うのに大変助かりました。
本当は借金なんかせず計画的に離婚をするのが望ましいことですが、思いもよらないことが起こるのが人生のようです。
普段落ち着いて生活してる分には借金をすることなんてあまりありませんが不測の事態に陥ってしまったときは仕方がないですよね。
本当は借金せずに済ませたいと思うことは当然ですし、子供がいるなら特にある程度の貯金はとても大事だと身をもって感じています。
お金を借りないことに越したことはありませんが、今が緊急時でお金を借りることで解決するなら借金を怖がらなくていいと思います。
後でキチンと支払っていけばいいだけです。
困り果てた時には1人で考えこまないこと
絶対にしてはいけないことは「1人で抱え込まないで!」ということです。
本当に誰でもいいので誰かに相談してください。
離婚のことやお金の問題って人に相談しづらいと思いますが、話すことによって自分では思いつかないアドバイスをもらえることがあります。
極端な話ですが引っ越し先を提供してくれるかもしれませんし、母子寮を教えてくれるかもしれない。
話すことで頭の中の整理もできます。
1人で考えているとたくさんの思考が押し寄せてきて正常な判断ができなくなるので、なるべく信用のできる人に相談できると少し心も落ち着きますよね。
それでも「相談する相手がいない!」なんてときはお住いの地域の福祉課などに相談してくださいね。
まとめ
まずは家族や友人に頼って相談に乗ってもらうことで解決することもあります。
近くの人に頼ることができないのなら地域の福祉課に相談をしてみることです。
地域の福祉事務所が窓口になっているのでそちらから公的施設のことなどを聞いてみましょう。
まずは1人で考えるより誰かに頼って相談することが近道だと思うので、自分に無理せず話を聞いてもらってくださいね。