出産後に夫婦関係が悪化?!夫婦で対策をしておこう!

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子供が産まれると生活スタイルが変わり、夫婦の形も変わっていきます。

 

 

これからは子供が中心になり生活が変わってきますし、初めてのことが多くて戸惑うことも増えます。

 

そんな中で夫婦の関係も変化していくので、頼れるはずの夫が協力してくれなければ関係は悪くなっていきます。

 

 

私は前回の結婚の時(今は再婚しています)、離婚をした時期はの産後1年くらい経った頃でした。

 

子供が産まれてこれからもっと協力していかなければいけない時に、離婚をしてしまうのはとても残念ですよね。

 

 

 

産後の男女の気持ちの移り変わりを前もって知ることによって、少しでも離婚を防げたらいいなと思ってしまいます。

 

 

なので今回は、出産後に変わっていってしまう夫婦関係の起こりうる夫と妻の変化や、解決方法などを考察しました。

 

 

出産後にある女性の変化

 

出産すると環境と体調がガラッと変わります。

今まで普通に出来ていたことが出来なくなり、自分のさじ加減で行動することも思うようにいきません。

 

では、出産後の女性の変化ってどういったものがあるのでしょうか。

 

 

・子供が優先

 

・ホルモンバランス

 

・時間の使い方

では1つずつ詳しく内容を説明していきますね。

 

・子供が優先

 

 

赤ちゃんが産まれてからのイメージって、暖かい木漏れ日の中で穏やかな時間が流れ…というような毎日が幸せいっぱい!な状態を思い描きます。

 

ですが実際は髪を振り乱して、ひたすらオムツ替えとおっぱい(ミルク)、そして赤ちゃんの汚れ物を洗う、の繰り返しです。

 

 

母親も慣れて、赤ちゃんがちょっとまとまった睡眠を取れるようになるまでは、本当に身も心も辛い時があります。

 

正直、赤ちゃんの愛しさだけがモチベーションにつながっている状態です。

 

 

1日中赤ちゃんのお世話をしていると時間の感覚もわからなくなったりするし、自分のこともかまう余裕がなくなります

 

たとえ子供が成長する一時期のことだとわかっていても、このときの辛さはなんとも言えません。

 

トイレをしてても食事中でも、はたまた寝ている時でさえ赤ちゃんを中心に生活が回っていきます。

 

 

全ての時間を赤ちゃんに捧げているような状態です。

 

 

・ホルモンバランス

 

特に出産直後は女性ホルモンの分泌量が急激に低下します。

 

それが原因で心が不安定になることがあります。

 

妙に涙もろくなったり苛立つことがあり、自分の感情をコントロールすることが難しくなり、心が忙しくなります。

(人によりけりですが、ほとんどは産後1年~2年ほどで収まるそうです)

 

 

私も3人子供を生みましたが、産後はTVのコマーシャルやちょっとしたことで泣いてしまい、かなり情緒不安定でした。

 

感情の振り幅がハンパなかったです。

 

 

あまりひどいと産後ウツになることもあるので、つらいと思ったら悩まずに病院にいって相談しましょうね。

 

・時間の使い方

 

自分の体調やすべきことに合わせて睡眠を取ったり、お風呂もゆったり浸かって気分転換ができません。

 

髪やネイルなどに気遣う時間もなくなり、夫と二人きりでお出かけすることもままならなくなります。

 

 

外出も思うようにできないので、気分転換ができないんです。

 

特に子供が新生児の間は、やむを得ない状態でしか外出できませんし、体力も落ちているのでとても疲れやすくなっています。

 

しばらくは自分の時間という概念がなくなってしまいます。

 

私の対処法

 

基本的に自分のことについては一時全部を諦めました。

初めての出産の時などは、時間も自分のやりたいこともできる状態ではなかったので、心の中で「親になるための第1の試練」と思いながら毎日を過ごしていましたよ。

 

何より体力と情緒不安定の回復を優先していたので、無理せず赤ちゃんが寝たら一緒にひたすら横になるようにしていました。

 

掃除なんかも赤ちゃんが不衛生にならないように気を付けていたぐらいで、かなりいろんな家事をサボっていました。

 

まずは自分の体を休ませながら、育児に慣れるのに精いっぱいなので、それ以外はほとんど何もしませんでした。

 

夫には実家で食べてきてもらったり、本当に簡単なもので済ましてもらってました。

 

子供を持った夫の心の変化

 

基本的に夫は子供が産まれると浮かれます。浮かれているだけです。

 

頭の中では「しっかりしなければいけない」「もっと妻を助けよう」と思っていますが空回りしていることがほとんどです。

 

 

女性は10ヶ月前から赤ちゃんを身ごもって、徐々に母親としての気持ちが芽生えてきますが、男性は実感がないためどうしても妻との温度差があります。

 

子供が産まれたことに関しては、とても嬉しいし幸せな気持ちも噛み締めています。

 

実際に何かを手伝おうとしても、妻は産後の情緒不安定で余計なことをしたら怒り出すし、手伝わないとまた怒るので、夫しては「どうしていいかわからない」状態です。

 

一般的によく言われるのが、子供が「パパ」「お父さん」と呼ぶまでは実際に父親になった実感が湧きづらいと言います。

 

 

妻は夫に「子供が可愛くないの?」などと頻繁に詰め寄りますが、夫は妻の気持ちほどは『子供をもった実感』が薄いのが事実です。

 

 

そして妻のギスギスした態度や余裕のない状態が長く続いていると、夫も疲れてしまい妻と距離をおいてしまうようになります。

 

出産後の夫婦関係が悪くなる理由

 

出産後初めての育児中に夫の気持ちを考えてあげる余裕というのは、難しいものです。

 

特に初めての出産なら赤ちゃんへの接し方も不安だらけですし、自分のことすらまともにケアできないのです。

 

 

仕事のように時間に区切りもなく、外にも出られないのでストレスも溜まりやすくなりますよね。

 

そこで夫が十分話を聞いてくれたり、手伝ってくれると少しは軽減されるのですが、夫も日中は仕事に疲れているので、妻はあまり負担をかけまいと夫を休ませようとします。

 

 

そして中途半端に手伝われてもイライラしてしまうので、いつのまにか夫に期待をしなくなり、孤独感に襲われてしまいます。

 

 

そうなると今後一緒にやっていけるか不安になり、夫との距離が広がってしまうんです。

 

産後クライシスって知ってます?

 

出産後、2~3年の間に夫婦仲が悪化する状態のことを「産後クライシス」と呼びます。

(※ 2012年にNHKが提唱した用語です)

 

深刻な状況はデータでも見られます。

 

ひとり親世帯になった時の末子の年齢

平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果 厚生労働省より引用

 

末子の年齢0~2歳の間の数字が高いですね。

 

それほど産後1~2年ほどは、夫婦関係が悪化しやすいということになります。

産後クライシスがきっかけで離婚に至ることもあるそうです。

 

 

離婚に至る理由

 

私も産後1年ほどで離婚を経験したのですが、今考えると『産後クライシス』だったなと思います。

 

かなり情緒不安定でちょっとしたことで苛立っていました。

 

 

私がイライラしていると家での居心地が悪くなり、夫は頻繁に出かけるようになりました。

 

たまに子供の面倒を見てくれると言っても、本当に見ているだけで泣いていても「どうしていいかわからなかった」とのこと。

 

 

そんなことが何度も繰り返されるうちに、このまま結婚生活を続けて行くといった先のビジョンがまったく見えなくなっていきました。

 

そして気持ちが「赤ちゃんが父親を認識する前に、早く離婚をしなくてはいけない」という気持ちになってしまいました。

 

 

今考えると自分も夫に歩み寄ることを、全くしませんでした。

(その前に自分の感情をコントロールすることもできなかった…)

 

 

当時の夫もまだ自分が父親になったという意識も薄く、自分がやりたいことを優先してたので、お互い考えが甘く2人共自分の気持しか考えていませんでした。

 

 

そして当時の私はまだ若かったので我慢をすることや、ちょっと様子を見て考えるといったことができなくて、夫の全てを否定するようになっていきました。

 

 

お互い気持ちに余裕がないのがいけなかったんだなと、今ならわかりますけどね。

 

だからといって、あのまま結婚せ活を続けるのは無理だったように思います。

 

出産後は夫婦関係を見直そう

 

 

本当は子供が生まれる前に夫婦で、産後にどのような変化が訪れるのかを話し合っておけるといいですね。

 

そのためには常によく話し合って妻に体や心の移り変わりや、夫はどんな風に育児や家事に参加できるのかを考えておくといいですよね。

 

里帰りは有効

 

里帰りして子供を産むのもいいことです。

 

少し離れるのは寂しいかもしれませんが、妻の産後の負担を考えると夫にも負担が少なくなるので、いい方法だと思います。

 

 

出産後に1度家に帰ってみて体調が優れなかったりイライラが収まらない場合は、実家で体を休めつつ夫と少し距離を置くことで冷静になれますよね。

 

無理をせず頼れるものは何でも頼りましょう

 

 

夫婦で希望を伝え合う

 

夫もできることできないことが人によって違います。

 

妻は「これぐらいできるだろう」と思っていることが実は夫が苦手なことだってあります。

 

 

『普通の夫婦はこうしてる』という固定観念を捨てて、夫婦2人が納得できるようにお互いが助け合う形を取りましょう。

 

 

そして、困ったり助けてほしい時などは「察して欲しい」ではなくて、ちゃんと相手につたえることも大事ですね。

 

そしてお互いやってみて何か違うと思ったら、その時にまた話し合って軌道修正していけばいいのではないでしょうか。

 

 

コミュニケーションさえ取れていれば、セックスレスの問題も伝えやすくなりますよね。

 

お互い思いやりが大事

 

 

出産後の夫婦関係はどちらも気遣いが大切です。

 

片方だけが頑張ってもいけません。

そうなってくると不満がたまっていきます。

 

夫も妻がイライラしてぶつけてくる時もあるでしょうが、産後だから妻も余裕がないんだと分かってあげましょう。

 

妻も夫にイライラしたら、どうして欲しかったのかを夫に伝えるようにしましょうね。

 

 

直接言うと、ケンカになりそうなら落ち着いてからメールやラインで伝えるようにするといいですよね。

 

例えば

・さっきはあたってごめんなさい

 

・赤ちゃんぐずっててイライラした

 

・話を聞いて欲しかった

など、小さなことでも伝えることが大事ですし、夫との意見の交換も大切にしましょう。

 

もちろん出産後は夫も妻に対して、いつもより広い心で接してあげると上手くいくようになりますよ。

 

まとめ

 

産後の女性は体と考え方が変化していきます。

 

出産後は産後クライシスに陥りやすいので、これまでよりももっとお互いの気遣いが大切になります。

 

ですが夫は妻ほど実感がないので、温度差がでてきます。

 

お互いを責めるのではなく、話し合いをして意見の交換をしていくこと、違うと思ったら考え方を修正していけば、離婚するリスクもグッと減りますよね。

 

常にコミュニケーションをとって赤ちゃんと共に、幸せな家庭を作っていきましょう!

 

 

 

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