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夫婦の仲が悪いと家の中がどんより…
家庭の雰囲気や夫婦の仲が悪いと、子供にどんな悪い影響があるのか気になりますよね。
私の両親も不仲が続き最終的に離婚をしました。
そして周りもあまり幸せな家庭とはいいづらい友人もたくさんいます。
類は友を呼ぶというのでしょうか。
やはり落ち着いた家庭の子供より、問題のある家庭で育ったこどもは私自身も含め「家庭の影響を受けている」のは確かだと思います。
では夫婦の不仲がもたらす子供への影響はどういったものか、ということについてお伝えしていきます。
夫婦が不仲だと子供にどんな影響があるの?
子供が幼い場合
- しつこくなる
- 顔色をうかがう
- 無理していい子
目に見えて影響があるとすれば、多くの子供がちょっと「しつこくなる」といったことでしょうか。
家庭がうまくいっていない子供は、不安感が強いので、いつも以上に質問が増えたり、甘えてくることが多くなります。
(なんで?なんで?など、わかっていることでも気を引こうとします)
そしてちょっとイタズラして、怒るかどうか反応を試すこともありますし、正反対のパターンで妙に聞き分けがいいこともあります。
その時の状況や、子供の性格によって必ずしもこうなる!といったものではありませんが、なんとなく子供の態度に違和感を感じます。
わざとしているわけではないので、なるべく対応してあげてください。
・話を聞く
・質問に答える
・抱きしめる
・笑顔で接する
上記のように、できるだけ不安を取り除いてあげるよう、子供の気持ちに寄り添ってあげてください。
思春期の場合
- 家から離れようとする
- 問題行動が増える
- 家族に無関心
思春期にもなると反抗期も重なります。
家の雰囲気が悪いと家に帰るのがイヤで、家出をすることもあります。
私は高校生の頃、まさに家の雰囲気が悪い状態だったので、家出こそしませんでしたが、夜中にこっそり家を抜け出して朝方部屋に戻るといったことをしょっちゅうしていました。
親にはそこそこいい子ちゃんを演じていましたが、心の中はどす黒いものでいっぱいだったような記憶があります。
そしてイヤなことから目を背けるというクセがつき、自分が無理だと思ったことはすぐに逃げるような人生を歩んできました。
我が家は極端に厳しい家だったので、堂々とグレることもできずに内面だけひねくれていました。
大人になって気がつくまで時間もかかったので、やはり当時の私には親のフォローは必要だったと思います。
子供によって影響力も違う
家庭がうまくいない子供は、反面教師のようにいい子になることもあるし、世間一般でいう「グレる子」になることもあります。
同じ状況でも子供の性質や環境(友人や信頼できる人がいるなど)によって、とてもしっかりした子供に育つこともあります。
なので夫婦の不仲で100%、子供が悪くなるといったこともありません。
良い家庭であろうがなかろうが、子供がちゃんと育つかどうかの基準になることもないので、やはり状況しだいといったところでしょう。
子供のために気をつけること
子どもの変化に少しでも気がついたなら、必ずフォローをしてあげてください。
子育てに関しては絶対にこれが正しいといったことはないと思います。
ただ絶対に必要だと思うのは、子供とちゃんと向き合えているかどうかという点です。
子供は自分を見てくれているかどうか、自分を気にしてくれているのかどうかということで、親の愛情を測るところがあります。
「ちゃんと見ているよ」ということを、言葉や態度で示してあげてください。
子供自身も家庭を良い状況にしようと、あれこれ気を配って両親の仲直りさせようと必死になっています。
あまり長期に渡って、両親の不仲な状態を見て育つと、精神的に不安定になり、感情が落ち着かなくなります。
今現在、子供の状態が普通でも大人になった時の恋愛観や、異性に対して信頼関係をうまくに築けなくなることもあるので、やはり子供は【穏やかな家庭】で生活させてあげたいものです。
夫婦喧嘩をすると子供はとても心配してしまいます。
なるべくなら夫婦喧嘩をはやく終わらせて、子供を安心させてあげるといいですね。
夫婦が不仲な時、注意することが1つあります。
心のより所をを求めて、子供に依存しすぎないようにしてください。
特に母親は夫と不仲になった場合、子供に気持ちが集中してしまいがちです。
そうすると子供は母親に喜んでもらおうと必要以上にいい子を演じようとしてしまいます。
子供に気を使わせていることに気づいてあげてください。
なにより子供にとって、親の依存は心の負担にしかなりません。
いつまで悪い家庭環境を続けるの?
家庭の不和が長引いてもいいことはありません。
長期に渡るような夫婦の問題は、そのうちケリをつけないといけませんよね。
解決策の選択肢は3つあります。
- 離婚する
- 改善する
- 仮面夫婦
では、説明していきます。
1.離婚する
決断するまではとても大変ですが、もし本当にもう修復不可能でこのままでは無理だと思った場合、離婚をすることも選択の1つだと思います。
問題は生活をやっていけるかどうか、ということだけです。
離婚後の生活には覚悟とある程度も準備も必要なので、できるなら少しでも有利に離婚できるように考えて行動しましょう。
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2.改善(再構築)する
夫婦の不仲を改善するのは、離婚をするより精神的にツライし覚悟が必要です。
お互いよく話し合い、イチから家庭を立て直す気持ちで接していかねばなりません。
1度こじれた仲を再び良くするには、忍耐も必要になるし時間もかかります。
ですが時間がかかっても、夫婦の仲が落ち着くところまでいったのなら、前よりもずっと夫婦間の仲も深みを増していくのではないでしょうか。
努力次第では家族の絆が更に深まることもあります。
あえて離婚をせず、生活を立て直すというのは子供にとっては1番安心できることではないでしょうか。
3.仮面夫婦
お互いが離婚もする気がなく、さらに2人の溝も埋まらないといった状態でも夫婦を続けている家庭はたくさんあります。
本来は離婚をしてしまったほうがスッキリするのですが、どちらかに離婚の意志が全くない状態というものありえます。
お互い納得しているわけではないのでしょうが、あえて仮面夫婦を選択することもできます。
プラスのほうに考えてみれば離婚はいつでもできるので、お互い我慢ができるところまで仮面をまといながら生活をするのもありだと思います。
この仮面夫婦を選択した時に気になるのは子供のこと。
なるべく子供のいる前では、無理に仲良くする必要はありませんが、それなりに自然に会話などをして、子供に気を使わせないようにだけ意識してくださいね。
演じることも大事だと思います。
ただ一緒に生活するという面でいうと、再構築しやすい状況にあるので仮面夫婦をしながら様子を見て、今後をどうしていこうかと考えていくこともできます。
さいごに…夫婦が不仲で子供に与える影響は最小限にしよう
子供の気持ちや与えてしまうダメージは気になっても、まずは2人の問題です。
まずは不仲になった原因を考えて、何度も話し合いをすることが必要です。
確かに家庭の環境が悪ければ子供は不安定になりますが、夫婦もケンカだってすることがあるし、すれ違うこともありますよね。
とばっちりを食らうのが子供なので、なるべく夫婦の争いに子供を巻き込まないようにしないといけません。
穏やかな家庭で子供を育てるためには、夫婦の仲がこじれる前からちゃんと夫婦で話し合える環境にしていくことが大事ですよね。
親も人間なので子供の理想通りにはなれなせんんが、できるなら落ち着いた毎日の中で暮らしたいものですね。
離婚で子供のことが気になるときに役立ててくださいね。
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