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日本で現在、3組に1組が離婚しているといわれていますね。
昔に比べて離婚しやすくなった、とも言えますね。
今まで家族として家庭で過ごしてたのに、親の離婚で環境が変わると子供への負担は計り知れませんよね。
よく言われるのが、親が離婚をしていると子供も離婚する、って話聞いたことありませんか?
実は私もそうなんです。
私の親も離婚していますし、私自身も1度離婚しています。(現在、私は再婚してます)
そして周りの友人、知人も親が離婚をして自分も離婚をしているって人って多いんです。
なので、親が離婚をしていると子供も離婚するのか?という問題。
気になったので一般的に言われてることや、なぜ離婚率があがるのかといった理由を考えて見ました。
親が離婚していたらなぜ離婚率があがるの?
親のせいにしたくはないけど、離婚率が上がる理由って本当に親から子供に受け継がれるものなのでしょうか。
実際の私の体験も取り入れながら解説してみたいと思います。
親が離婚したら子供も離婚してしまうのはどうしてなんでしょうか。
私が高校生の頃父の浮気が原因で、両親が離婚しました。
当時は揉めてる間私はずっと、早く離婚してほしいと母に言ってました。
なぜなら毎日毎日大喧嘩し(ほぼ1年ぐらい、長かった…)、ちょくちょく母の家出に付き合わされたりしたので、私のストレスはすごく大きかったです。
いろんなことがありすぎて、現在でも当時の記憶は曖昧です。
母が離婚をためらっていた理由は、弟と(多分当時10歳)妹が(8歳)幼なかったからです。
母は当時、個人で商売をしていました。
離婚をしても経済的に困らないだろうと思ってたし、早くフツウの毎日を取り戻したかったので、とりあえず早く離婚してほしいと思ってました。
そんな経験があるからか、「しんどい思いをするぐらいなら早く別れるべき」みたいな感覚が今でもあります。
多分、それから離婚する事に対してのハードルはすごく低いです。
結婚したら添い遂げなければいけない、という概念は元々持ち合わせてませんし、いつか離婚するかもといった気持ちは今でもずっと持ってます。
父親がいないのが当たり前
毎日の生活に父親の存在がなかったので、結婚をしても夫をないがしろにしてしまいがちになります。
二人だけの時は問題なく過ごすことができますが、子供が産まれると夫は父親になります。
父親になった夫が子供に叱ったり子供の事で揉めたりすると、なんだか違和感を感じるようになります。
親が離婚した理由にもよりますが、父親が原因だった場合は特に夫に拒否反応してしまいます。
母子家庭で育った子供(特に娘)は離婚を恐れない
両親が揃った家庭って(例外もたくさんありますが)、父親が稼いできて母親が家を守る、という構図が一番多いと思います。
だけど母子家庭で育つと当然母親が仕事をして稼いできます。
離婚で一番ためらう理由ってお金でしょ?
でも母子で育った子供は、お金のことは自分で何とかするものといった感覚があるので、離婚してもやっていけると思っています。
若ければ若いほど、離婚は怖いと思いません。
ですが年を重ねて、就職など働き口がなかなか見つからない40代ぐらいになると、離婚へのハードルはとっても大きくなります。
母子家庭で育った子供は、離婚で一番ためらう理由がやっぱりお金なんですよね。
今は国の制度も昔に比べると様々な手当もなどもありますし、子供がいてシングルマザーになっても働ける場所は探せばたくさんあります。
毎日子供にケンカを見せてしまうような辛い思いをさせるより、子供の前では笑っていたいという思いから離婚を選択する人が多いんでしょうね。
夫婦揃っての結婚生活がわからない
そもそも父親がいない環境で育っているので、結婚しても夫となる人のポジションが
よくわかってません。
なにか物事を決める時は母親が決め事をします。
一般的な家庭では決定権って父親がもっています。
でも、母子家庭で育った子供は母親が全てを取り仕切って来ているのを見てきたし、母親は常に働いているので自分でなんでもやってきてます。
特に長女にありがちなことですが、自分以外の他人が決定権をもっているのは、すごく違和感があります。
意識的に夫となる人に全部を任せるようにしないと、自分が気づかないうちに何でも自分で決めてしまいます。
そうすると、夫と衝突します。
そういったフツウであろうといったことが、母子家庭で育った子供にはストレスになるんです。
夫婦でのあり方、考え方が一般家庭で育った子供より希薄なのが原因になるんでしょうね。
結婚に求めすぎる
自分が結婚する時には離婚をしようと思って結婚する人はいません。
なのでいざ結婚するときは、失敗したくないあまりに理想の結婚生活を求めてしまいます。
そうすると相手とケンカする要因がたくさん出てくるので離婚の確率が高くなります。
両親の離婚を目の当たりにしてるので、結婚は永遠ではないし、いつでも離婚できると思ってしまいます。
なので、少し何かがあると離婚の二文字が頭の中によぎってしまうんですね。
もし、両親がどんな状態でも離婚の選択をしないような家庭で育ったなら、離婚のハードルは高くなって簡単に離婚を考える事は少なくなるでしょう。
私も若い頃は、こうでなければいけないと思うことがよくありました。
結婚生活に妥協ができず、毎回相手を責めていた記憶があります。
例えば前の夫が転職をしたいと言った時に、当時妊娠中の私は、理由も聞かずに怒ってしまいました。
転職する=不安定なる=生活を考えてない=大事にされてない=離婚の危機
といったように、不安要素があるとなんでもマイナス要因にしてしまう癖がずっとありました。
当時は自分の事をどれだけ思ってくれてるかが、全ての判断基準になってました。
産後はまったく夫に気持ちが向かない
先程も少し触れましたが、子供ができると夫より子供にしか気持ちが向かなくなります。
特に母子家庭で母親に大切に育てられた子供は自分の子供も思い入れがとても強くなり、夫婦の子供というより自分の子供といった気持が強くなります。
夫は他人ですが子供は自分が産みます。
子供は自分を絶対に裏切らない存在ですが、夫はいつ裏切られてもおかしくないと思ってます。
夫婦揃って産後を乗り越えるというより、なんでも一人で乗り越えようとしますし不安定な時は夫もいらないぐらいの気持ちになるので、どうしても離婚する確率が増してしまいます。
こちらも合わせて読んでみてくださいね。
↓
離婚によって子供はどんな影響を受ける?
親が離婚をすると精神面や物理的に、なんらかの影響は出てきます。
ですがどういった影響が起きるのかを前もって知ることによって、子供に対してフォローできることが増えていくと思います。
精神的に不安定になる
精神外来に通うような子供が多い傾向にあるそうです。
不安感が常にありまた誰かに裏切られるのではないか、捨てられるのではないかという不安にかられ、自己肯定感が少なくなります。
そういったことから成績が悪くなることや、なにかしても上手くいかないと思い込んでしまいます。
依存症になりやすい
片方の親を失うことによって精神的に傷ついてしまい、何かに依存してしまいます。
そ
れはアルコールや、恋愛で依存症になることもあります。
その他にも、タバコやギャンブルなども依存症になりやすく、離婚で傷を受けた心の寂しさを何か他のことで埋めようとしてしまいます。
特に恋愛依存症になると、次々と恋愛対象を変えていくので厄介です。
女の子にとって一番身近な男性は父親です。
父親で男性像を学び、接し方を幼いころから学びますがそのイメージが元々良くないので、愛情は欲しいけど信じることができないといった、裏腹なことばかりしてしまいます。
自分が不安になるとケンカをふっかけてみたりして、相手の反応を見てまだ愛されてるか?気持ちは離れてないか?といった、非常に面倒臭いことをしてしまいがちです。
少しでも気持ちが離れてるような気がすると不安になり、男性に更に依存していきます。
自分を大切にできない
両親の離婚を幼いころに経験すると、自分はいらない子じゃないのか、もしくは捨てられるんじゃないかと不安感でいっぱいです。
すると親に捨てられまいと、自分の心を押しつぶしていい子を演じたり、自分の思ったことを口にすることが難しくなります。
自分のことより周りのことが気になり、いつも人に機嫌を伺うようなことをしてしまいがちです。
自己否定感が強いと卑屈になります。
何をやってもダメだと思いこんでるので、最終的に投げやりになってしまいます。
離婚率を下げるためにできること
子供には離婚だけでも十分傷ついていることもありますし、影響を少しでも避けてあげたいと願うはずです。
少し気をつけてあげるだけでも、子供の心が和らぐかもしれません。
連鎖を断ち切るために
離婚の確率は自分の子供には当てはまらないと考え、気にしないようにしましょう。
親は親、子供は子供です。
両親が離婚したからと言って、子供が必ず離婚するわけではありません。
私も30代頃に自分の結婚観がおかしいことに気が付きました。
もっと早く気がつけば良かったのですが…
それまでは私は、嫌なら離婚すればいいし、子供は母親だけいれば大丈夫とずっと思ってきました。
よく私の母が言ってた言葉でした。
その言葉を普通の感覚だと思ってましたが、今は自分の子供がいずれ結婚するときにはやっぱり、一生添い遂げてもらいたいと思います。
本当は父親もいるほうが子供にはいいですよね。(状況は気にしないといけませんが)
なので、子供の離婚率を下げるために大事なことを簡単にまとめました。
子供に孤独を味合わせないこと
離婚した父親の悪口を言わないこと
大切だと思ってることを伝えてあげる
人にばかり合わせなくていいと教えてあげる
親の人生と子供の人生は違うと教えてあげる
子供に価値観を押し付けない
十分に愛してるということを伝える
いつか幸せな結婚をして欲しいと伝える
だからといって何でも我慢することはない
いくら離婚率を下げたいからと言っても、離婚が全てけないといったことはありません。
私が子供の頃のように、毎日親のいがみ合う姿や、落ち着かない環境が長く続くようであれば、離婚の選択は間違っていないと思います。
無理に結婚生活を続けることのほうが、子供にとって悪影響になります。
そして、子供に何があっても離婚をしてはいけない、と教えてしまうのも危険ですよね。
思いのまとめ
人生の選択をするのは本人です。
子供に良い結婚をしてもらいたいと思うのは当たり前ですし、自分が離婚をしても子供が同じような人生をたどることはありません。
努力でどれだけでも幸せになりますので。
離婚してしまったのは仕方のないことですが、子供たちの価値観や結婚観が歪まないように、フォローしていくことが大事な事だと思います。
離婚を考えたら、こちらの記事も必読です。
↓
「子供のために離婚はできない」という言葉を使ってはいけない理由
子供の時の環境ですかね〜?
思いやりですか?
お互いの愛の大きさですかね〜?
上手くやるには小さなことでも
褒めること
wsatomi36さん!コメントありがとうございます。
子供の性質も性格もあるので「こうすればいい」というのが正直いって難しいところですよね。
褒めて自己肯定感を持ってもらうのは、すごく大事なことですよね。