離婚をすることが決まれば一番気になるのは親権の問題です
可愛い子供、父親も母親も子供を手放せないですし、どちらも譲らないことではないでしょうか?
専業主婦でも必ず子供の親権を勝ちとりたいですよね。
離婚の場合は裁判や調停になる前に、協議離婚(話し合い)で解決することが多いです。
話し合いで納得して親権を決めるのが一番いいのですが、お互い譲れない部分が出てくるとやっぱり弁護士に間に入ってもらったり、裁判で決着をつけるようになります。
専業主婦の場合は収入がないので親権を取れないのではないか?と思いがちですが、実はそんな事はないんです。
特に子供が乳幼児だった場合は、親権が母親になる場合が多いですね。
なぜかというと基本的に乳幼児を常に世話をしていたり、一緒に過ごす時間が長いのは母親ですよね。
乳飲み子であれば更に、母親がいなくては子供の世話ができません。
計れるものではありませんが、子供への愛情が強く常時お世話をしているほうが子供の安心、要は【子供の幸せ】として考えられることが多いです。
経済的の問題もありますが離婚時に決定した養育費や、母子家庭の助成金などで生活費の補填をすることもできるので、専業主婦で収入がないからということはあまり気にしなくても大丈夫ですよ。
裁判になると
・子供が乳幼児であるかどうか
・精神的、肉体的に健康であること
・子供の世話をできるか
・子育てに適した環境なのか
・経済的に安定してるか
・子供の意思はどうなのか
などが裁判で総合的に判断されます。
親権を決める時には子供が幸せになれるかということが基準になるので、経済的な問題はパートやアルバイトでもすれば、裁判ではそれほど大事なことではないんですね。
もし離婚のことでモメたり、旦那さんが親権を譲らないと言った場合はやっぱり、離婚問題に詳しい弁護士さんにお願いしたほうがいいです。
もしかして裁判になるかもしれない…ということを想定しておきましょう。
ですが母親が常に仕事で帰れない、保育園に預けられなかったりサポートしてくれる人がいない場合は、不利になるので早めに準備しておいたほうがいいでしょう。
絶対に親権が取れない場合
☆ 虐待や育児放棄
☆ 子供と同居していない
☆ 犯罪に手を染めている
子供にとって、とても悪い環境ですともちろん無理です。
親権を奪われそうな場合
☆できるだけ相手の不利になる証拠を見つけておく
☆ 弁護士に相談をする
☆ 親権は取られたとしても監護権を取る
監護権は子供と共に生活をして日常の世話や教育を行う権利があります。本来は親権と監護権は一緒になってるのですが、別々に分けることができます。
親権とほとんど変わらないのでを取れない場合は監護権をとりましょう。
常日頃から子供たちに愛情をもって接してるのであれば、きっと大丈夫でしょう。
お金の問題もありますが弁護士に依頼することで、いい方法がきっとみつかります。
離婚をすると現実的にお金が必要となってくるので、離婚を決めた時から仕事の確保や保育園を見つけるなど、親権を取れるように準備をしておくと、離婚後も生活が安定しますね。
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