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これから離婚をしようと思っても簡単には「はい!サヨナラ~」とはいかないですものですよね。
子供へ離婚のこと、そして伝えるタイミングはいうのも難しいし、親として胸が痛むものです。
話し合いから始まって離婚の準備、そして子供に事実を伝えること…これがが1番デリケートな問題です。
私が離婚をしたとき当時は子供が赤ちゃんだったので、子供に伝えることはありませんでした。
でも自分の親に離婚を伝えられた事があります。
実際に私の親が離婚した時の話をしますと、離婚する数日前に母親が私に「もう離婚してもいいかな?」と改めて聞いてきました
当時は私は高校生だったのですが、両親の離婚騒動が1年近く続いてたので、正直な気持ちはホッとしてました。
そして、母親はどうして離婚しよう思ったのかを、高校生の私に細かく説明してくれたのを覚えています。
今考えると母親がちゃんと説明してくれたから、両親の離婚に疑問がなかったんだと思います。
それに私は高校生だったのでいろいろ理解してましたから。
子供に離婚をどう伝えるのかは難しいですが、子供に負担のかけない方法できちんと伝えたいと思いますよね。
なので離婚するうえで、子供に離婚をどのように告げたらいいのか?時期やタイミングについて、ベストな方法で伝えれるように考えていきましょう。
離婚のタイミングは子供の長期休み中に
結論から言うと、離婚のタイミングはやっぱり長い休みの時が一番いいでしょう。
ですが子供が受験を控えてるのなら長期の休みにとらわれずに、受験が終わるまで待ってあげたほうがいいでしょう。
受験が終わったらGO!です。(受験生は更にデリケート)
なぜ長期のお休みがいいのかというと、やはり子供も平日に突然離婚しました~住所や名前が変わりました~となると、相当なストレスを感じます。
ですが休みの間なら子供をフォローする時間がたくさんありますし、その時間に多少ですが、子供にも心構えができます。
子供もなんだかわからない状態より、ちゃんと子供なりに理解したいのです。
前に子供の通ってた保育園の先生が、「子供も小さいけど人間、幼いなりに考えるし、理解する」とおっしゃってました。
子供は不安を感じてる
例えば、私の例でいうと離婚したのは子供が赤ちゃんの頃で、まだ何もわからなかったので良かったのですが、再婚をした時には小学生でした。
名字は変わったんですが、住所は変わらなかったので小学校はそのまま同じ学校でした。
でも環境が変わらないとしても、うちの子供もやっぱりストレスを感じてたようです。
現実的に名字が変わると、子供も慣れるまでにちょっと時間がかかります。
本人は親に心配かけまいと平気なフリをしてましたが、落ち着いた頃にちょっとした問題行動(万引きなど)をおこしました。
心のどこかで不安を感じてたんだと思います。
再婚してからの生活でもストレスを感じるので、離婚となれば尚のこと寂しい気持ちが当然、出てきます。
小学生ならほぼ、離婚のことは理解してます。
なのでせめて、離婚するタイミングは長い休みがある時にして、子供に関わる時間をたくさん作ってあげれるといいですね。
離婚するのは大人の勝手、子供は振り回されるだけになるので、子供の心を置いてけぼりにしないようにしないと…ですね!
できるフォローは全部するつもりでいてください。
新学年になる3月までに新しいスタートを切ることが多い
平成27年の年間推定離婚件数は22万5000組です。
そして2015年度の人口動態調査によれば、3月に離婚届けが出されるのが多かったです。
引用元:厚生労働省の人口動態統計より出典
新年度に新しい気持ちでスタートしたいのと、3月に環境が変わる人が多いのが理由ですね。
子供も新しい学年になりますし、キリのいいところで新生活を始めたいですよね。
3月に離婚をするまでには、周りへの報告や子供の学校のこと、引っ越しの用意など年末から準備をしていかないといけません。
離婚して家を出るという事は子供も生活環境が大きく変わります。
学校などで親が離婚したことを子供はあまり知られたくないという子もいるでしょう。
3月には進級してクラスが変わる、そして進学するといった時期ですね。
親の離婚を友達にまったくバレないという訳にはいきませんが、新しい友だちができたり子供の環境も変わる時期なので、1年を通して考えれば3月の離婚は一番いい時期なんでしょうね。
離婚をするなら3月に向けて用意周到に準備しましょう。
夫の税金面では年明けのタイミングを考える
「夫から離婚は年明けにしてほしい」と言われることもあります。
今まで専業主婦で夫の扶養に入っていた場合、夫の給与から差し引かれる税金が控除されます。この手続きは12月末までが控除の適用なので、夫からすると12月いっぱいまで一緒にいたほうがお得になります。
年末に離婚をすると、11か月以上扶養の期間があるのに、年末の12月31日の時点で独身になっていたら、その年の分は配偶者控除を受けらないからです。
ですが、これは夫が得をするために年始まで待つということなので、子供を最優先に考えた場合、離婚が決まって修復不可能なのに夫の利益ののために一緒にいる必要はありませんよね。
家庭が不穏な空気であることが、子供にとって一番辛いことなので夫の意見は気にせず、できるタイミングで、離婚届を出しましょう。
タイミングより状況を優先するべき時
子供のことが一番気がかりですが、もっと緊迫した状況だとタイミングを気にするよりすぐに離婚したほうがいい時もあります。
DVやモラハラですね。
当たり前ですがこういった時は、子供だけでなく妻本人にも危険があるので一刻も早く離婚をオススメします。
そして一時も一緒にいるのが苦痛だったり、離婚騒動が長引くことで辛いと感じることが続くなら、時期を気にしないようにしましょうね。
子供に離婚を伝えるタイミングは?
子供に離婚を伝えるのはとても辛いです。
ごまかしたり嘘をつくことで子供は更に傷つくしいずれ本当のことはわかります。
なのでなるべく本当のことを言ってあげましょう。
・お父さんとはもう一緒に住めないこと
・〇〇(子供)が望めばいつでも会えること
・両親2人は〇〇を大切に思ってること
・申し訳ないと思ってること
子供は小さくてもある程度は理解ができるので、本当のことを言った上で安心させる言葉をなるべくかけてあげて下さい。
もしも「たまにお父さんに会えるよ」と子供に言ったのなら、ちゃんと子供との約束を守るようにしましょうね。
約束が果たされることで、子供は納得、そして安心してくれるようになります。
いつ伝えるのがベスト?
あまり早く伝えても一家族で一緒に長くいると、離れる時に子供は余計に辛くなります。
離婚した後に子供に伝える方法も、子供が幼いならありだと思いますが、離婚を完全に理解している年代だと「もっと早く言って欲しかった」となる子供もいます。
なので夫婦で離婚が決まり離婚届を出す1~2週間前が切り出すいいタイミングです。
そして子供とゆっくり話をできる環境を作ってから話を切り出しましょう。
子供の質問にも、なるべく本当のことを伝えてあげてくださいね。
少しでも不安を取りのぞいてあげるように話をしていくと話を聞き入れやすいでしょう。
子供が言われて嫌な言葉
別れた親の悪口を子供は聞きたくありません。
例え別れた夫が悪かったとしても、子供には言わないようにしましょう。
別れた父親の話を聞くだけで心は傷ついてしまいます。
子供にとっては別れても父親なのだ、ということを忘れないようにしましょうね。
そしてもう一つは、子供に「今まであなたのために離婚を我慢した」もしくは「離婚した」という言葉です。
自分が悪かったから、我慢させてしまったんだと、自分を責めてしまうことがあります。
「あなたのために~」という言葉は相手を無意識に縛りつけるので、子供の前で使わないようにして下さいね。
>>「子供のために離婚はできない」という言葉を使ってはいけない理由
離婚を子供にいつ伝えるのがいいのか?のまとめ
一番に優先するのは子供のことですが、これ以上もう無理だと思って離婚を考えます。
離婚決めると子供に伝える時期やタイミングなど、さらに考えることはたくさんあります。
そして状況によっては、早く離婚しほうが精神衛生上いいこともあるので、自分の気持ちと離婚の状況、どちらを優先するかよく考えてみましょう。
一番には子供のことを最優先に考えて、ほんのちょっとでも心の負担を軽くしてあげるよう努力してくださいね。
そして離婚した後は、前だけを見て突き進みましょう!
離婚後の参考になる記事はこちら!
>>「離婚したら子供の戸籍や名字はどうする?」問題をわかりやすく説明します